黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る/李白/色彩を楽しめる漢詩の鑑賞方法
漢詩の中に詠み込まれている「色」を探ってみました。題材は李白の〔黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る〕です。黄色、薄桃色、碧色、蒼色・・・、まるで絵画を描いているような、情景豊かな詩です。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
漢詩の中に詠み込まれている「色」を探ってみました。題材は李白の〔黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る〕です。黄色、薄桃色、碧色、蒼色・・・、まるで絵画を描いているような、情景豊かな詩です。
漢詩に詠み込まれている「色」について探ってみました。李白の〔静夜の思い〕を題材にしています。一読して無彩色に思える〔静夜の思い〕ですが、とっても色を意識することもできます。色はどんな表象をもたらすのか・・・、そんな見方もまた一興です。
漢詩の中にある「色」がもたらす「表象」について、私なりの解釈をしてみました。杜甫の「春望」を取り上げています。〔絶句〕ほどではないですが、色がいろいろと垣間見える、実はカラフルな詩です。そして、そのカラフルと、戦争=空しさ(白)の対比が感じられます。
漢詩の中にある「色」がもたらす「表象」について、私なりの解釈をしてみました。杜甫の「絶句」を取り上げています。原色をドバーッとぶちまけたようなダイナミックな色の使い方をしている詩です。