百人一首/恋の歌/英訳・英語で味わう日本の恋/平安貴族の恋愛事情八首
百人一首の恋歌43首の中から、特に心狂おしい8首を選び解説しました。鑑賞の奥行を深めるために、直訳、英訳、英訳のgoogle翻訳、筆者による意訳、を各々載せました。歌は平安時代のものですが、それぞれの感慨が今に通じるものです。恋愛指南のひとつになれば幸いです。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首の恋歌43首の中から、特に心狂おしい8首を選び解説しました。鑑賞の奥行を深めるために、直訳、英訳、英訳のgoogle翻訳、筆者による意訳、を各々載せました。歌は平安時代のものですが、それぞれの感慨が今に通じるものです。恋愛指南のひとつになれば幸いです。
百人一首には月を詠んだ歌が11首もあります。10首に1首は月の歌なのです。多いですね。では、どのような月が詠まれているのでしょうか。千年の時を経て今日まで伝わっている「月」ですから「名月」と呼んでもいいのかもしれません。鑑賞しやすく分かりやすくするために英訳を載せました。意訳も載せました。日本の名月をご鑑賞下さいませ。
平安時代「通い婚」という慣習がりました。夫は夜に妻の元へ行き、翌朝妻の元を後にして自分の家へ帰るのです。そんな事情を背景に、夫婦のすれ違いを妻の立場で歌った、妻から夫への恨み節です。英訳と意訳を付けて、鑑賞の楽しさを増やしました。
この歌は「もしも長生きすることができたならば」という仮定で始まります。仮定は、どんなことでも可能にしてくれます。仮定(IF~)は、今生きるのが辛いと思っていたとしても、その辛さを乗り越えることができる魔法の呪文です。百人一首の第八十四番歌を「人生を乗り越える処方箋」として捉えました。英訳、意訳も付けて解説いたします。
百人一首/第68番歌/心にもあらで憂き世にながらえば~。この歌は、悲しく侘しい、人生の無常を詠んでいます。英訳をよみながら、意訳もおこない、鑑賞の幅を広げていきたいと思います。短歌への理解と、英語の勉強と、両方に役立つ、一石二鳥の記事です。
百人一首には多くの恋歌が選ばれています。その中で broken-heart いわゆる失恋や悲恋を詠った歌を六首解説しました。全部が失恋であり、辛い恋なのですが、恨み/後悔/片思い/悲恋/情熱/涙の人生歌、その思いは様々です。恋はワクワクドキドキ/ハッピーである一方、残酷な一面も持ち合わせています。味わい下さいませ。
第82番歌、恋歌に数えられていますが、その恋は長い長い年月の経過が感じられます。だとすると、これは恋歌というより人生歌です。恋に生きてきたけれども叶わぬ恋。現代語訳だけでは分かりづらい解釈を、英訳は見事に分かりやすくしてくれています。この頁を詠めば、英語を学びながら和歌の心を味わうことができます。
彼と一夜と共にしたのに、彼はずっと愛していると言ってくれたのに....彼の本当の心が見えない。嗚呼、乱れた黒髪のように心も乱れてしまう・・という歌なんですね、これ。さて、それをどうやって英訳すればいいのでしょうか。難解は古文の和歌でも、英訳することで意味が明確にわかります。味わってくださいませ。
難解な古文の和歌をとてもわかりやすい英訳で読むことができます。さらに、解説⇒直訳⇒意訳がありますので、英語の勉強にも、和歌の鑑賞を深めることにも、役立ちます。今回のお題は I'm going to die で始まる歌です。「私はもうすぐ死んでいきます」...いったいどういうわけなのでしょうか。
小倉百人一首の第66番歌「もろともにあはれと思へ山ざくら~」の英訳とその解説です。古文は英訳することにより、ずっと分かりやすくなり理解が深まります。直訳も意訳も付けました。「もろともにあはれと思へ」と山桜に語り掛けるその心境を、どのように英訳しているのでしょうか?そして、歌の心にも触れることができます。