季節の歌一覧

百人一首/春/花と春/春を題材にして詠っている五七五七七、和歌十首

百人一首の中から、春を素材にして詠んだ歌を十首選び解説しました。ただ春の風景を詠んだもの、世の中や人生の悲哀を詠んだもの、恋心の欠片を詠んだもの、いろいろです。ただ、多くは、春の花を題材にして人生の悲哀や無常観を詠んだものが目につきます。解釈は意訳をおこないました。意訳によって歌の味わいと楽しみがグンと増しています。

百人一首/「冬」を詠んだ五七五七七、和歌四首

百人一首に、季節を詠んでいる歌は多いのに、冬は少ないです。選者の藤原定家の好みだと言ってしまえばそれまでなのですが、少ないがゆえに、しっかりと味わっておくことで、百人一首全体への理解、そして他の季節の歌への理解もまた、深まるのではないかと思います。

百人一首/「花」を題材にした五七五七七、和歌六首

百人一首には「同じ言葉」を詠んだ歌が複数あります。この記事では「花」を詠んだ六首を取り上げて、詠まれている「花」に焦点を当てて解説しました。多く使われている言葉は、当時の人々の関心事でもあります。当時の人々の「花」に対する考え方を知ることによって、今に繋がる日本人の思考方法の一部が垣間見えるのではないかと考えました。