2024年10月一覧

方丈記/行く河の流れ/無常の結末、最終回は念仏「南無阿弥陀仏」

「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」 日本古典三大随筆の一つである鴨長明による方丈記の冒頭です。その内容は無常観を述べていると評価されています。ならば、その結末にはいったい何が書かれているのでしょうか? 冒頭の無常観はどのような結論へと至ったのでしょうか? 方丈記の冒頭と最終段を明らかにしてみました。