百人一首|恋歌における月の役割|有明は逢瀬、通い婚の悲哀を物語る
百人一首から、「恋心」を主題としていて、尚且「月」を詠んでいる歌3首を考察しました。恋歌の中で「月」が果たす役割は、そこに感情が沸き起こることです。その時の月は、風情を感じる月ではありません。/恋は、一旦つまずくと煩悩の塊と化してしまいます。この度は古典に触れて、恋は昔も今も変わらないという感慨に浸ってみました。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首から、「恋心」を主題としていて、尚且「月」を詠んでいる歌3首を考察しました。恋歌の中で「月」が果たす役割は、そこに感情が沸き起こることです。その時の月は、風情を感じる月ではありません。/恋は、一旦つまずくと煩悩の塊と化してしまいます。この度は古典に触れて、恋は昔も今も変わらないという感慨に浸ってみました。