
日本の名月⑥/ほととぎす~ただ有明の月ぞ残れる/百人一首81番歌
百人一首には、月を詠んだ歌が11首あります。そして「有明の月」が登場する歌が3首あります。これは、そのうちのひとつ。ほととぎすという夏の到来を告げる鳥の鳴き声に、頭を上げると、そこには有明の月が残っていた・・・という和歌です。中世の日本人が感じていた風情を味わってみましょう。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首には、月を詠んだ歌が11首あります。そして「有明の月」が登場する歌が3首あります。これは、そのうちのひとつ。ほととぎすという夏の到来を告げる鳥の鳴き声に、頭を上げると、そこには有明の月が残っていた・・・という和歌です。中世の日本人が感じていた風情を味わってみましょう。
百人一首には月を詠んだ和歌が11首あります。そのうちのひとつ、これは源氏物語を書いた紫式部が詠んだものです。紫式部のお月様の見方、そして紫式部の日々の生活を垣間見ることができる貴重な一首です。平安時代の五七五七七の和歌の世界を、たっぷりと味わってくださいませ。
百人一首には月を詠んだ歌が11首あります。そのうちの一首では「恋しかるべき 夜半の月かな」と詠っています。いったいどのような月なのでしょうか。そして、その月に、何を感じて、何を思ったのでしょうか。
百人一首には月を取り上げた歌が11首もあります。そのうちの一首、西行法師の和歌です。夜空に煌々と輝くお月様を見て、このような感じ方もあるんだなぁ・・と、当時の人達との思いを共有できたらいいなと思います。
百人一首には月を詠んだ歌が11首あります。これはそのうちの一首。秋の夜、月を眺めていると、もの悲しさにおそわれる。でも、このもの悲しさは、私ひとりだけのものではないんだよね。家族にも友達も、きっともの悲しく感じていることだろう・・・そんな和歌です。味わってみてください。
百人一首には月を詠んだ歌が11首あります。100首のうちの11首ですから多いですね。きっと月への愛着があったのかもしれません。その辺りを紐解けば、当時の日本人の心持がわかりそうな気がします。月を詠んだ歌を一首取り上げて解説していきます。ご先祖様と一緒にお月様の魅力を味わいましょう。
高村光太郎の有名な詩「レモン哀歌」を題材に、詩の鑑賞の仕方について「素直に読む」という視点で”鑑賞事例”をあげました。詩の味わい方のひとつの視点として、詩の世界が広がれば幸いです。
あの「自分の感受性くらい」という詩。私は、この詩から勇気をもらっています。この詩の、私の感じ方、勇気のもらい方を、ここに記しました。
漢詩の中に詠み込まれている「色」を探ってみました。題材は李白の〔黄鶴楼にて孟浩然の広陵に之くを送る〕です。黄色、薄桃色、碧色、蒼色・・・、まるで絵画を描いているような、情景豊かな詩です。
漢詩に詠み込まれている「色」について探ってみました。李白の〔静夜の思い〕を題材にしています。一読して無彩色に思える〔静夜の思い〕ですが、とっても色を意識することもできます。色はどんな表象をもたらすのか・・・、そんな見方もまた一興です。