百人一首/「夏」を詠んだ五七五七七、和歌三首
百人一首の中から「夏」を詠った三首を解説しました。百人一首に詠われている季節の中では、秋が一番多く、春→冬→夏と続きます。当時の人たちは、夏をどのように感じていたのでしょうか。その心情を、これらの歌から垣間見ることができます。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首の中から「夏」を詠った三首を解説しました。百人一首に詠われている季節の中では、秋が一番多く、春→冬→夏と続きます。当時の人たちは、夏をどのように感じていたのでしょうか。その心情を、これらの歌から垣間見ることができます。
百人一首の中から、春を素材にして詠んだ歌を十首選び解説しました。ただ春の風景を詠んだもの、世の中や人生の悲哀を詠んだもの、恋心の欠片を詠んだもの、いろいろです。ただ、多くは、春の花を題材にして人生の悲哀や無常観を詠んだものが目につきます。解釈は意訳をおこないました。意訳によって歌の味わいと楽しみがグンと増しています。
百人一首には「世」を詠み込んで、世の中や憂き世の感慨を詠った歌が十首あります。そして古語の「世」は色々な意味を持っています。「世」を詠み込んだ歌十首を紐解き、意訳にて意味を広げ、解説しました。詩歌の世界をお楽しみください。
「心にも あらで憂き世に~」と「ながらえば またこのごろや~」の二首は、人生という長い時間軸を俯瞰した歌です。生きていれば辛いことは多々あります。でもその時、現在、過去、未来を行ったり来たりしながら人生を俯瞰すれば、新たな感情がわいてくるかもしれません。