発見、再発見ノート一覧

方丈記/行く河の流れ/無常の結末、最終回は念仏「南無阿弥陀仏」

「行く河の流れは絶えずして、しかも、もとの水にあらず」 日本古典三大随筆の一つである方丈記の冒頭です。その内容は無常観を述べていると評価されています。ならば、その結末にはいったい何が書かれているのでしょうか? その締めくくりは、どのようにして終わっているのでしょうか? 方丈記の冒頭と最終段について明らかにしてみました。

空き缶を簡単に潰す方法/空缶ゴミの体積を約1/3に減らすエコ対策

空き缶(アルミ缶350ml)を潰して、その体積を約1/3にする方法です。これで空き缶ゴミは1/3に減り、ゴミを出す回数も減ります。もしも、みんながこれを実行すれば、ゴミ収集車は従来と同じ手間で、潰さない空缶を運ぶのと比べて約3倍の仕事量を実現させることができるんです。

月を詠んだ和歌11首/百人一首/日本の名月/有明の月、夜半の月~

百人一首より、月を詠んだ和歌を集めました。有明の月、夜半の月、望郷の月、夏の月、秋の月、そして月を題材にした恋歌・・、全部で十一首です。百首の内の十一首ですから、十首に一首は月の歌なのです。これは、月を好んだ証拠なのでしょうか。もしかしたら日本の名月なのかもしれません。

浦島太郎と乙姫様の出会いと男女の心/情け有る人は行末めでたき鶴亀

浦島太郎、原文では浦島太郎と乙姫様は夫婦の契りを結んでいます。その仲は、偕老同穴、比翼の鳥、連理の枝、鴛鴦の契り・・夫婦の仲の良いこと、この上なし。・・なのに、何故別れて、しかも浦島太郎は変わり果てた姿になってしまったのでしょうか。浦島太郎と乙姫様の関係を「男女の出会いと別れという視点」で探ってみました。

浦島太郎/原文要点解読/亀・乙姫・竜宮城・玉手箱・お爺さん/教訓

「現代に伝わる浦島太郎」と「浦島太郎の原文」を紐解き、話題を「亀」「乙姫様」「竜宮城」「玉手箱」「お爺さん」そして「教訓」に絞って読み比べしてみました。各々の事柄は浦島太郎の物語を象徴するものであり、これらを読めば、”昔話” 浦島太郎の鑑賞がより楽しく、より面白くなると思います。

御伽草子/浦島太郎の源流・渋川版原文/教訓/かりそめでも夫婦明神

お伽話はただ楽しいだけでなく、生きる知恵などの教訓を読み取ることができます。さて浦島太郎。その源流である原文を尋ねました。亀は人が乗れるような大きさではなく、竜宮城は陸にあり、鯛や平目は登場せず、玉手箱は「かたみ」の品。今に伝わるお話とはだいぶ違います。さあ、原文を読んで、浦島太郎物語の本物の感慨を味わってみましょう。

百人一首/月の歌/英訳・英語で味わう日本の名月/日本の月を詠んだ和歌11首

百人一首には月を詠んだ歌が11首もあります。10首に1首は月の歌なのです。多いですね。では、どのような月が詠まれているのでしょうか。千年の時を経て今日まで伝わっている「月」ですから「名月」と呼んでもいいのかもしれません。鑑賞しやすく分かりやすくするために英訳を載せました。意訳も載せました。日本の名月をご鑑賞下さいませ。

方丈記を読み「方丈庵の見取り図」を再現/鴨長明が無常を綴った終の棲家

鴨長明が晩年に過ごし、方丈記を綴った住処が「方丈庵」です。その様子を、実際に「方丈記」を読みながら”見取り図を描いて再現”したいと思います。晩年に選んだ住処ですから、鴨長明の無常観は極まっていると思います。いったいどのような住処にその身を投じたのでしょうか。

方丈記/京都を襲った元暦大地震(文治地震)の記録/無常ということ

方丈記には歴史に残る大きな出来事がいくつも書かれています。それらは歴史資料としても価値があるそうです。この記事は、その中のひとつ、1185年に京都を襲った「元暦の大地震」を取り上げました。第二十一段、第二十二段、第二十三段です。それらの原文と現代語訳、そして解説を付けました。天災による無常を考えてみたいと思います。

方丈記/人は無常な世の中・無常な人生をどのように生きたらよいのか

鴨長明が書き残した日本古典三大随筆のひとつ、無常をテーマにした「方丈記」。前半は度重なる人災・天災を記述して(史実としての価値有)無常を語り、後半では鴨長明個人の事情を記述して無常を展開していきます。ここに記した第二十四段、第二十五段は、その”つなぎ”です。前半の大きな事象の俯瞰から、人々の生活へと言及していきます。