
百人一首/上の句の最初の五文字が同じ/暗記に役立つ紛らわしい歌の一覧
百人一首には、最初の五文字が同じ語句の歌があります。「あさぼらけ~」「きみがため~」「わたのはら~」です。同じ語句で始まるので、一見して紛らわしそうですが、暗記しようとしたときには対にすると覚えやすいです。各々の歌の意訳をおこないながら、詩歌の楽しみを広げてまいりたいと思います。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首には、最初の五文字が同じ語句の歌があります。「あさぼらけ~」「きみがため~」「わたのはら~」です。同じ語句で始まるので、一見して紛らわしそうですが、暗記しようとしたときには対にすると覚えやすいです。各々の歌の意訳をおこないながら、詩歌の楽しみを広げてまいりたいと思います。
与謝野晶子さんの「君死にたまふこと勿れ」は、中島みゆきさんの「時代」のメロディによく合います。その理由は、双方の詩が七五調で作られているからです。七五調という音調の、なんて美しいことでしょうか。この記事では、その美しさを発見するまでの過程を経て、そして実際に歌って証明をしています。
百人一首には「月」を詠んだ歌が11首もあります。そしてその中の三首には「有明の月」と詠まれています。「有明の月」とは、いったいどのような「月」だったのでしょうか。当時の人たちが「月」に寄せていた思い、生活の中での月の位置づけを知ることができます。
百人一首の中から「夏」を詠った三首を解説しました。百人一首に詠われている季節の中では、秋が一番多く、春→冬→夏と続きます。当時の人たちは、夏をどのように感じていたのでしょうか。その心情を、これらの歌から垣間見ることができます。
百人一首の中から、春を素材にして詠んだ歌を十首選び解説しました。ただ春の風景を詠んだもの、世の中や人生の悲哀を詠んだもの、恋心の欠片を詠んだもの、いろいろです。ただ、多くは、春の花を題材にして人生の悲哀や無常観を詠んだものが目につきます。解釈は意訳をおこないました。意訳によって歌の味わいと楽しみがグンと増しています。
百人一首には「世」を詠み込んで、世の中や憂き世の感慨を詠った歌が十首あります。そして古語の「世」は色々な意味を持っています。「世」を詠み込んだ歌十首を紐解き、意訳にて意味を広げ、解説しました。詩歌の世界をお楽しみください。
「心にも あらで憂き世に~」と「ながらえば またこのごろや~」の二首は、人生という長い時間軸を俯瞰した歌です。生きていれば辛いことは多々あります。でもその時、現在、過去、未来を行ったり来たりしながら人生を俯瞰すれば、新たな感情がわいてくるかもしれません。
恋には「待つ恋」があります。「待つ恋」はどのような思いで待つのでしょうか。百人一首の中の恋歌から「待つ恋」を三首選び解説しました。解釈は【意訳】をおこない、詩歌を味わう楽しみ方にも言及しています。
恋歌が多い百人一首。その恋歌の中から、とても情熱的な恋物語を想像させる二首を選んで解説しました。恋歌を味わい、恋の疑似体験をして、ご自身の恋物語に生かしてみてください。
百人一首の恋歌の中から、感情が特に鋭敏に響く歌を選んで解説しました。テーマは「恋と命」です。恋をして、もっと生きたい、今日限りで死んでしまいたい、死ぬ前にもう一度逢いたい・・とかく恋心というのは我儘なもの。でも、そこに味わいがあります。