加湿器の選び方/機能の見方/扱いやすい加湿器の判断材料と見分け方


(画像は筆者所有の、卓上気化式の一例:サイズは約13cm/使用時は器に水を入れるだけ)

1.加湿器の必要性

厚生労働省のHPにはインフルエンザ総合対策のページがあり、「インフルエンザQ&A」には「インフルエンザにかからないためにはどうすればよいですか?」という”問い”とその”答え”が書かれています。

そして、その”答え”のひとつが以下の「適度な湿度の保持」です。

(以下抜粋)

3)  適度な湿度の保持
空気が乾燥すると、のどの粘膜の防御機能が低下し、インフルエンザにかかりやすくなります。特に乾燥しやすい室内では加湿器などを使って、十分な湿度(50-60%)を保つことも効果的です。

(抜粋以上)

これを読むと「湿度が60%を超えてはいけないのですか?」という疑問がでてくると思います。

湿度が60%を超えると、”カビの活動が活発になること”、そして「朝起きてカーテンを開ければ、窓は結露でびっしょり。かえって手間がかかってしまいます」という、”過ぎたるは及ばざるが如し”状態になってしまいます。

(画像は筆者所有の加湿器/筆者撮影)

2.適切な加湿器を選ぶ”ポイント①②③④”

なので、加湿器を選ぶ時には以下の四つのポイントに注目してください。

①加湿量/1h(1時間当たりの加湿量≒気化する水の量≒加湿の能力

②加湿量の調整機能(その時の湿度によって、加湿の程度を選択調整できること) 

③水タンクの容量(水タンクの容量 ÷ 加湿量/h ≒ 連続加湿時間)

手入れのしやすさと日常の管理方法

加湿器は、加湿手段の種類により大きく分けて、

【加熱式(スチーム式)】

【超音波式】【ハイブリット式】とありますが、

その選択は後回しでよいと思います。

まずは、

①加湿量/h 

②加湿量の調整機能 

③水タンクの容量 

④お手入れ方法

この四つについて確認をして下さい。

※さて、上記①②③④の詳細を説明する前に、この記事の信用性を高めるため、私の知識と実体験について、次に記しておきます。(2022年12月現在)

3.筆者の知識と実体験

この記事は、製品のスペックや取説から得た情報に加えて、私の商品知識と、実際の使用現場で得た加湿器の知識を元に書いております。

(1)私の商品知識の根拠

この冬も昨年同様に、某小売店の店頭で約30種類の加湿器を稼働維持管理しながら、加湿器の接客販売をしております。

(2)実際の使用現場で得た知識

私はWワークをおこなっており、小売店以外には介護職として某住宅型ホームに勤務しています。

60室ある個室には、ご家族が持ち込んだ様々なタイプの加湿器が、この冬も稼働しています。

老人ホームという性質上、各部屋に置かれた、ご家族様が思い思いの判断で購入された加湿器の操作と維持にはスタッフが世話をかけざるおえません。つまり、様々なタイプの加湿器に直接触れることができて、実際の使用現場での使用感と、様々なタイプの加湿器を扱うノウハウは自然と身につきました。

4.適切な加湿器を選ぶ”ポイント①②③④” その詳細

私の、

【加湿器の店頭接客販売で、ご来店のお客様にお伝えする内容】、

【介護ホームでご家族からどのような加湿器が適当なのか相談されてお答えしている内容】、

以上を併せて、加湿器を選ぶ時の判断材料を、優先順位の高い方から順にまとめてみました。

(1)1時間あたりの加湿量を確認してください

その加湿器の、1時間あたりの加湿量の把握、大切です。スペックには〔加湿量:〇〇〇ml/h〕を表記されています。この場合、注釈がなければ最大加湿量/hと理解して下さい。

1.なぜなら・・・

①寝室で枕元においておきたいのか、自分ひとりのデスクまわりだけ加湿すればいいのか、

②リビングで家族が集まる場所を加湿したいのか、

③お部屋全体を加湿したいのか。

加湿したい広さによって、必要な加湿量は異なるからです。この当たり前がとても大事です。

①では約20~50ml/h、

②では約100ml/h~200ml/h、

③では例えば8畳で約200~300ml/h・・位を目安にすればよいと思います。

③では鉄筋コンクリートと木造家屋とでは、木造家屋の方がより多めに必要となります。数字はあくまで目安であること、ご了解くださいませ。

次の画像は、ある加湿器の外箱に表示された製品スペックの一例です。加湿性能は加湿量のことで、1時間当たり噴出する水の量を示しています。この事例では、タンク容量が約2.7Lですので、<強>で運転した時の連測加湿時間は〔2.7L÷ 250ml ≒ 約10時間〕という計算になります。

(画像は筆者撮影/ある加湿器の外箱に表示された製品スペックの一部)

2.私の働いている介護ホームは住宅型の個室なのですが「この部屋10畳位だから、加湿器も10畳用が必要ですよね」という言い方をされるご家族がたまにいらっしゃいます。でも、それは求めない方がよいです。

部屋の隅までたびたび行ったり来たりしませんからね。多くは、お部屋の中での行動範囲は限られています。そして、このことは一般家庭でも同じです。つまり「部屋の広さ≒求める加湿量」ではありません。それを求めると、カビや窓の結露対策がさらに大変になってしまいます。

3.お部屋の空気は異なる湿度の空気の塊が集まっています。なので、同じお部屋でも場所によって湿度は異なります。人様が居る場所だけ湿度50~55%前後に保たれていればよいのです。

なので、お客様の意向にもよりますが、私は、一般家庭では加湿量100ml/h~400ml/h辺りの能力の加湿器をお勧めしています。

そして、このことは、次の二つ目の加湿器選択のポイントにつながります。

(2)加湿量を細かく調整できるものを選んでください

・その日の温度と湿度、また利用する方の身体の調子などによって、求める加湿量は異なります。加湿しすぎは周辺がビチョビチョに濡れるし、加湿が不足していたら朝起きて咽喉が痛いし・・。そのような環境の変化に対応するには、加湿量を思うように調整できることが、使い勝手の良さになります。

1.水タンク容量の小さいものでも、常時加湿(噴射)」と「間歇加湿(噴射)」の二種類の切り替えが可能なものが多いです。

2.一般的には、6畳~10畳用くらいの加湿能力の場合、加湿量を<弱><中><強>の3段階に調整できるものが多いです。

3.ただ、中には、<弱>よりも弱い<微弱>、<強>より強い<急速>という切り替えもあって、5段階に調整できる加湿器もあります

このような、加湿量を広い範囲で調整できる加湿器は、とても使い勝手がいいです。

なぜなら、就寝中に約25ml/h位の微弱モードにして、休日に家族がリビングに集まったその時には約400ml/hの急速を選ぶ・・という、その時の環境に応じた使い方ができるからです。

次の画像は、ある加湿器の操作パネルです。左は加湿量を3段階に調整できて、右は5段階にも調整できます。各々の段階の加湿量mlを取説で確認しないと正確にはいえませんが、右の加湿器の方が、「急速」と「微弱」があるので使い勝手は良いと思われます。

(画像は筆者撮影)

4.加湿器によっては、加湿量をボタン(タッチ式も含む)ではなく、レバー操作で無段階に調整できるものもあります。特に、ちょっとだけ加湿したい時に便利です。私一番のお勧め機能でもあります。以下の操作レバーが、その事例です。

(画像は筆者撮影)

(3)水タンクの容量/連続加湿時間、各々を確認してください

・【 水タンク容量 ÷ 加湿量/h 】で、”連続加湿時間” の目安を知ることができます。

・連続加湿時間の長さを知ることは、その加湿器が朝まで使えるか否かを知ることです。

1.”連続加湿時間” はスペックの基本項目なので、ほとんどの場合は外箱に書いてあります。

先に紹介した外箱表記の一部です。ここには「連続加湿時間:約10時間(High(強)運転時)と書かれています。再度になりますが【水タンク容量 ÷ 加湿量/h】で計算できます。

(画像は筆者撮影)

この計算式で理解しておくと、水の減り具合から「加湿モードを<弱>なら、あと何時間このままでいい」という判断をすることができます。

2.加湿器購入者の失敗事例をひとつ、ご紹介いたします。

デザインに引かれて書斎の机でも寝室の枕元でも使おうと購入したけれど、実際に使ってみたら4時間で水タンクは空になった。昼間は水を追加する手間が必要で、夜中は朝まで使えない・・とほほほ。

12月~2月頃までの間には、晴天が続き、空気の乾燥が進み、朝まで加湿器の世話になる日が少なからずあります。なので、連続稼働時間は必ず確認をしてください。

そして、連続加湿時間は、水タンクの容量と加湿量/hの関係で決まることを頭に入れておいてください。

(4)日常管理のコツを知り実行しましょう/SIAA(抗菌仕様)とプールレス

・例えば、朝起きて水が残っていた・・・仕事で家を空けるのならば(使わない時は)

①中の水は抜いて 

②フタや水タンクは外したままにしておきましょう。

仕事から帰る頃には、自然乾燥しています。また水を入れて使いましょう。使わない時は、水を抜いて、パーツは外しておくことが、お手入れをしやすくしてくれます。

〔加熱式(スチーム式)〕使わない時は、

①タンクの水を空にして 

②サッと水洗いをして 

③蓋やタンクの栓を開けておきましょう。

〔超音波式、ハイブリット式〕使わない時は、

①タンクに水を空にして 

②タンクの下の受(水が溜まっている所=プールと呼びます)も空にして 

③両方をサッと水洗いして 

④タンク部分とプールの部分は分離させたままにしておきましょう。

1.要するに、水の入れっぱなし、水の継ぎ足し継ぎ足し~はしないことです。

家を空ける時でも、水が入ったままにしてある・・・。

⇒ この状態ですと、水垢がとてもたまりやすくなります。使わない時は、”水を捨てる/蓋はしない、タンクは外しておく” を習慣にするだけで、お手入れの手間はグンと減ります。

(画像は筆者撮影/使わない時は、下部に溜まっている水も捨てて、上部と分離したままにしておきましょう)

そして、この数年の間に、お手入れのしやすさを追求した【抗菌性能を備えた加湿器】が登場していますので、選択肢のポイントとして入れておいてみるとよいかと思います。

2.SIAA〔抗菌〕・・・タンクに抗菌剤を練り込んだ抗菌タイプの加湿器は、この数年多くなっています。次の緑色のマークがその印です。元々、トイレ用品やバス用品に採用されています。抗菌なので水垢は付きにくいです。なので、その分お手入れはしやすいです。

以下はある加湿器の外箱に印刷されていた”抗菌マーク”と、その説明文です。

(画像は筆者撮影)

ただ、超音波式の加湿器では水タンクの部分だけが抗菌で、下部のプールの部分は抗菌ではないものがあります。なので、上記で紹介したように、”使わない時は、タンクもプールも水を捨てて、二つを分離したままにしておく” ことが、お手入れを楽にしてくれます。

3.プールレス加湿器 ・・・超音波式なのに、プールレス(下部に水が溜まる部分がない)の加湿器が登場しています。リズム株式会社の”MIST300”という加湿器です。

プールレスなので、お手入れが従来品と比べて格段に楽です。また、機能のひとつに「fog」という透明な筒の中に霧を発生させて・・一気にに噴出させるモードがあり、視覚的に動きのある加湿器です。

設定した湿度(40%、50%、60%のいずれかに設定)に常に近づける自動運転機能も備わっていて、見た目の高級感と、そして癒しと、優れた加湿機能と、お手入れのしやすさと・・・従来にない魅力ある加湿器だと思います。

(画像は筆者撮影)

5.加熱式(スチーム式)/ 超音波式 / ハイブリット式 / 気化式

・加湿の手段は大きく分けてこの4種類です。加熱式を求めるお客様の多くは「加熱式は雑菌が繁殖しない」という利点を購入判断要素の優先順位上位に位置付けていらっしゃいます。

・各々のメリット/デメリットを把握してから、他の要素を含めて総合的に判断されるのが良いかと思います。

加熱式(スチーム式)

・水を入れたヤカンをストーブの上に置いておく。蒸気を出すヤカンは立派な加熱式加湿器です。

1.水を熱するので雑菌の繁殖リスクは抑えられます。

2.スイッチを入れてから蒸気が出るまで、少しですが時間がかかります。

3.加湿器の中は熱湯です(”タンクは水のままで蒸気にする部分だけ熱湯”のタイプもあります)蒸気の噴出口は熱いです。

火傷のリスクがあるので、小さなお子様のいらっしゃるご家庭には、私はあまりお勧めはしておりません。また転倒防止機能付きや、転倒しても熱湯がこぼれない機能を確認して選びましょう。

4.電気代は、超音波式と比較して高いです。いろいろな加湿器のスペックを比較すると、弱中強などの使い方によるとは思いますが、仮に超音波式が1時間に1円だとしたら、加熱式は1時間に5~8円位かかるようです。

5.お手入れを怠ると、水道水に含まれるカルキやカルシウムが固形物となって、水タンクの底に付着し除去しにくくなってしまいます。先に述べたように〔使わない時は、タンクの水を捨てて、フタをしない/タンクは外しておく〕ことをすれば、お手入れは楽になります。

超音波式

・水を超音波で振動させ、細かい粒子にして空気中に噴出させます。文明の利器ですね。

1.スイッチを入れた、その瞬間から水の粒子は噴出します。

2.加熱式と比較して、電気代は安価です。

3.水のまま使うので、長く水を溜めたままにしておくと(水の継ぎ足しも同じ)水垢が付き、雑菌が繁殖するリスクが増えます。

4.水道水のカルキやカルシウムが付着することは加熱式と同じですが、ヌルヌルした水垢はその前に付き始めます。マメなお手入れが必要ですが、先に書いたように〔使わない時は、タンクもプールも水を捨てて、タンクとプールは重ねないで外しておけば〕お手入れは楽になります。

ハイブリット式(超音波式 + 加熱式)

・超音波式から噴出する水の粒子は、水だから冷たいです。お部屋は暖房しているのに、実は加湿器がお部屋の温度を下げる要因になっています。なので、超音波式にヒーターを仕込んで、噴出させる水の粒子を温かくできるようにしたのがハイブリット式です。スイッチ操作でハイブリット機能のNOとOFFを選べます。

1.温かくといっても、加熱式のような熱さではありませんから、雑菌の繁殖リスクは超音波式と変わらないでしょう。

2.電気代は、ハイブリットの使用状況によりますが、加熱式と超音波式の中間に位置します。

3.基本的な構造は超音波式と同じなので〔使わない時は、タンクとプールの水を空にして、タンクとプールは外しておくこと〕は同じです。そうしておけば、お手入れは楽になります。

さらに、もうひとつ。加湿は水を「気化」させればよいのですから、水を蒸発させやすく工夫しただけの商品もあります。「気化式」です。水を吸いやすく蒸発させやすい素材を(紙や素焼きの陶器など)表面積が多くなるように加工して作り、水の入った容器に浸けておくだけのものです。

気化式

・気化式の原型は、お部屋に干す洗濯物です。濡れた衣類からは、水が気化していきます。

・なので、タオルを水に浸して絞りハンガーにかけておけばよいのです。加湿の量は、そのハンガーの数で調整します。お金の一番かからない方法です。

ただ、1日2日だけならそれでもかまわないと思いますが、冬の乾燥時期は三ヵ月くらい続きます。なによりも、手間と見た目が不細工です。なので、加湿器という文明の利器が求められるわけです。

・気化式の商品では、例えば、以下のようなものがあります。サイズは横12~16cm程度で、机の上に置いても邪魔にならない可愛らしいものです。

(画像は筆者撮影)

6.その他の購入判断材料

・お部屋の中の調度品と同じで、目に触れるものですから、色/形・・、ライトが点灯するとか、アロマ用に使えるとか・・・加湿の機能以外の要素も気になりますね。

デザイン等

・お客様の多くは視覚情報の認知から入りますので、まずはデザインから選ぶのは、当然の道理だと思います。

ただ、お部屋を加湿する最大の目的は ”健康維持” なのですから、実際の選択においては上記に挙げた、

①加湿量/h ②加湿量の調整機能 ③水タンクの容量 ④お手入れのしやすさ、 これら四つの要素を最優先した方が、失敗は少ないと思います。

・それらを知った上で、デザイン等、他の機能の有無を、購入価格と照らし合わせて検討してみてください。

アロマ機能

・水タンクにアロマオイルを直接垂らしてよいもの/NGのもの 

・アロマウォーターは使えるけどアロマオイルはNGなもの

・アロマオイルを本体に付属のアロマトレイに垂らして使うもの

・・・個々の加湿器で異なるので、よく確認してから購入してください。

・アロマオイルが使える加湿器の場合、天然精油100%は使えるけど、合成アロマオイルはNGとしているものがほとんどですので、この点についても確認をしてください。

7.その他、加湿器について知っておきたいこと

以下の事柄は、知っておいて損はありません。

ペットボトルに装着する加湿器

・水タンクに市販のペットボトル飲料水の空ボトルを使います。

(画像は筆者撮影)

【特徴と利点】

・超音波式です。

・価格は1~2千円台と比較的安価であり、コスト的に購入しやすい加湿器だと思います。

・加湿量は、約30~50ml/hです。水タンクの容量は500mlですから、連続加湿時間は少なくとも8~9時間は見込めます。なので、就寝中に朝まで使うという場合にも適しています。デスクの上の置くのにも適しています。

・水を吸い上げる白い棒を、加湿器の真ん中からペットボトルの中に入れて、加湿器本体をペットボトルの口に装着して使います。

「給水スティック」は消耗品で、スペックには一ヵ月で交換して下さいと書かれていることが多いです。交換用の給水スティックは別売りがありますが、本体に3~5本付属しているので購入した冬ワンシーズンは別売りを購入する必要はありません。因みに、交換しないままでいると、緑色をしたコケのようなものが生えてきます。衛生上、よろしくありません。

水は水道水を使いましょう

浄水器を通した水はNGです。浄水器の水は、水道水に含まれる塩素を除去しているので、加湿器に使った場合に、水が早く傷んでしまうリスクが増えます。

・例えば、デスク型の加湿器で水タンクの容量は少ないものを使っている時・・・水を追加するのに洗面所に水を汲みにいくのは面倒くさいと思って、手元にあるペットボトルの飲料用のミネラルウォーターを使う・・・これもNGです。ミネラルウォーターには、ミネラルが多く含まれているので、水を早く傷める原因となります。

部屋の温度と加湿量

「加湿器の周りがびしょびしょに濡れてしまうのよ」というのは、お客様からよく聞く話です。

これは、空気中に気化していた水が気化から水に戻ってしまうからです。特に加湿器の周囲には気化した水が多いので(飽和に近い状態)、お部屋の温度が少しでも下がると、気化していた水は、水になって加湿器の周りの落ちていきます。

・対策は、加湿量を抑える、お部屋の温度を高めにしてみる、そのどちらか又は両方です。

以上、加湿器を選ぶ時の、判断材料でした。参考になれば幸いです。