月を詠んだ恋歌/百人一首21/有明の月/長月/今来むといひし~
百人一首より「有明の月」を詠んだ恋歌です。「貴方は来てくれるって言ったのに、季節はもう秋、長月よ。ちっとも来てくれないじゃあない!嘘つき!・・あ~あ、有明の月が出ている。もう朝なのね。今日も来なかった・・、まったく!貴方っていう人は!もう一生来なくていいわよ!」っていうような歌です。
「実は、そうだったんですね」って思える、そこに発見や再発見がある、そんな記事を書いていきたいと思います。
百人一首より「有明の月」を詠んだ恋歌です。「貴方は来てくれるって言ったのに、季節はもう秋、長月よ。ちっとも来てくれないじゃあない!嘘つき!・・あ~あ、有明の月が出ている。もう朝なのね。今日も来なかった・・、まったく!貴方っていう人は!もう一生来なくていいわよ!」っていうような歌です。
浦島太郎、原文では浦島太郎と乙姫様は夫婦の契りを結んでいます。その仲は、偕老同穴、比翼の鳥、連理の枝、鴛鴦の契り・・夫婦の仲の良いこと、この上なし。・・なのに、何故別れて、しかも浦島太郎は変わり果てた姿になってしまったのでしょうか。浦島太郎と乙姫様の関係を「男女の出会いと別れという視点」で探ってみました。
「現代に伝わる浦島太郎」と「浦島太郎の原文」を紐解き、話題を「亀」「乙姫様」「竜宮城」「玉手箱」「お爺さん」そして「教訓」に絞って読み比べしてみました。各々の事柄は浦島太郎の物語を象徴するものであり、これらを読めば、”昔話” 浦島太郎の鑑賞がより楽しく、より面白くなると思います。
お伽話はただ楽しいだけでなく、生きる知恵などの教訓を読み取ることができます。さて浦島太郎。その源流である原文を尋ねました。亀は人が乗れるような大きさではなく、竜宮城は陸にあり、鯛や平目は登場せず、玉手箱は「かたみ」の品。今に伝わるお話とはだいぶ違います。さあ、原文を読んで、浦島太郎物語の本物の感慨を味わってみましょう。
老人ホームへ入居する理由。そこには、本人の気持ちや、ADL(日常生活の活動度合)の低下ではなく、”家族の事情” という場合もあります。それは、伴侶を亡くし一人暮らしをしている親を心配する子の心情です。老人ホームという終の棲家での生活に慣れるまでの期間は、本人様にとっても介護スタッフにとっても苦労の連続です。
老人ホームへ入居することは人生の一大事です。本人と家族(後見人)との二人三脚が求められます。入居したけれども「こんなはずではなかった」ということにならないように、体験入居をおこなっているホームもあるので、活用しましょう。ここでの有益な情報としては、本文の口語自由詩よりも、詩境以下を参考にしてみて下さいませ。
老人ホームへの入居には、実は本人様には迷いがあるのに、家族の意向が強くて入居を決めてしまう場合があります。その場合、本人様の受容できない心と不安が、”混乱”⇒”拒否”⇒”怒り”⇒”抑鬱”となって、本人に襲い掛かります。現場では対応に苦労します。そのような事例を口語自由詩にして表現しました。
百人一首の恋歌43首の中から、特に心狂おしい8首を選び解説しました。鑑賞の奥行を深めるために、直訳、英訳、英訳のgoogle翻訳、筆者による意訳、を各々載せました。歌は平安時代のものですが、それぞれの感慨が今に通じるものです。恋愛指南のひとつになれば幸いです。
百人一首には月を詠んだ歌が11首もあります。10首に1首は月の歌なのです。多いですね。では、どのような月が詠まれているのでしょうか。千年の時を経て今日まで伝わっている「月」ですから「名月」と呼んでもいいのかもしれません。鑑賞しやすく分かりやすくするために英訳を載せました。意訳も載せました。日本の名月をご鑑賞下さいませ。
平安時代「通い婚」という慣習がりました。夫は夜に妻の元へ行き、翌朝妻の元を後にして自分の家へ帰るのです。そんな事情を背景に、夫婦のすれ違いを妻の立場で歌った、妻から夫への恨み節です。英訳と意訳を付けて、鑑賞の楽しさを増やしました。